冬型の気圧配置の影響で、庄原市高野町では15日午前10時、138センチを記録した。同町の1月の積雪としては観測史上最高。2005年12月24日に記録した166センチに次いで1990年の観測開始以降、2番目の積雪となった。
町内では、雪が降ったり、やんだりする中、住民が屋根の雪下ろしや道路の雪かきに追われた。無職加藤賢三さん(62)は「朝も夕方も雪かきをしている。天気が回復してほしい」と願っていた。
広島地方気象台によると、冬型の気圧配置が続き、寒気が断続的に下りてきたため大雪となった。冬型の気圧配置は徐々に緩んでおり、16日には晴れ間も広がると予報している。
【写真説明】雪かきに追われる住民(15日午後1時20分、庄原市高野町)