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2009年01月16日(金) 00時14分

小浜市にオバマ氏の肖像画 知人の画家が寄贈 産経新聞

 米国のオバマ次期大統領と親交のある画家、チャズ・ゲストさん(47)が15日、小浜市役所を訪れ、松崎晃治市長にオバマ氏の肖像画を寄贈した。米大統領選でオバマ氏を応援した同市へのお礼で、チャズさんは「ホワイトハウスに行く機会があれば、小浜市に行くべきだと伝えます」と語った。

 寄贈されたのは、オバマ氏が大統領選で行った差別についての演説の文言を背景に、スーツを着て腕を組んで遠くを見据えている姿を描いた肖像画(縦86センチ、横76センチ)。12日夜に同市に入り、3日間で完成させた。チャズさんはロサンゼルスを中心に活動しており、京都造形芸術大学(京都市)で特別講師も務めている。同行した友人の大江研さん(43)によると、チャズさんは昨年11月にオバマ氏を応援する小浜市の様子をテレビで知り、「恩返しをしたい」として寄贈を決めたという。

 チャズさんはこの日、一緒に訪れた友人で俳優のJJサニー千葉さんから借りた和服に身を包み、肖像画を寄贈。「ホテルの屋上からみた小浜湾の日の出はこれまでで一番きれいだった。いつか小浜の風景画も描きたいですね。焼きサバは本当においしかった」と語り、同市での滞在を楽しんだ様子だった。松崎市長は「(小浜市の)宝物にしたい。アメリカを背負うというリーダーの気概を感じます。わたしも小浜を背負って頑張っていこうという気にさせられます」と喜んでいた。

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