上野動物園の人気者だった歴代のパンダ6頭が一堂に会した「初公開!はく製リンリン—上野のパンダ全員集合」展が国立科学博物館で開かれている。パンダの“同窓会”を懐かしむ中高年や親子連れで盛況だ。4月5日まで。
昨春、惜しまれて死んだリンリン。はく製にする作業が昨年12月上旬に完了。リンリンの初公開に合わせ、パンダたちが勢ぞろいした。
1972年に来日した初代のランラン、カンカン。日本中に熱狂的なパンダブームを巻き起こした。中高年からは「すごい行列だった」と懐かしむ声も。リンリンに負けず、根強い人気だ。
ほかにホァンホァン、フェイフェイと、その子どものトントン。企画担当者は「それぞれの人生の中で思い出がよみがえる。今の子どもは動物園感覚で来ているようです」。出産シーンや、産声を上げる貴重な映像を見られるコーナーを併設。自由に記念撮影できるのもうれしい。一般600円。毎週月曜休館(春休み期間の3月23、30日は開館)。
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090116-OHT1T00204.htm