大阪市住吉区苅田4丁目のマンションの部屋で、栄養失調状態で死亡していた元派遣社員とみられる49歳の無職男性は、死後約1か月経過していたことが16日、分かった。住吉署によると、収入がなくなり、餓死した可能性もあるという。
調べでは、14日午前、マンション関係者が3か月滞納していた家賃を請求するために男性の部屋を訪問。応答がないため、合鍵で室内に入ったところ、ベッドであおむけになって死亡している男性を見つけ、住吉署に通報した。
男性は1人暮らしで、発見時、室内にあった所持金は90円で、冷蔵庫は空だった。胃にはほとんど何も残っていなかったという。
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090116-OHT1T00110.htm