2009年01月16日(金) 23時00分
人命救助の連携確認/三崎署と三浦市消防が合同訓練(カナロコ)
阪神・淡路大震災の発生を機に制定された「防災とボランティアの日」(一月十七日)を前に、地震など大規模災害時の連携を確認しようと、三崎署と三浦市の合同訓練が十六日、同市三崎町六合の三崎署で行われた。同署と市消防本部から計約三十五人が参加し、救助訓練などを行った。
訓練では、震災で家屋が倒壊したと想定。市消防本部が持っているファイバースコープや、くぎなどの金属も切断できるチェーンソーを使用し、消防と警察が連携して取り残されたけが人を助け出した。また、普段は警察官が使うことはないチェーンソーの使用訓練も行われ、市消防本部の担当者が実演や使い方を説明した。
訓練を総括した川崎久消防長は「阪神・淡路大震災では倒壊家屋に多くの人が取り残され、亡くなった。警察でもチェーンソーを使えれば大変有意義だ。常日ごろからの連携を進めたい」と話した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090116-00000023-kana-l14