2009年01月16日(金) 16時42分
県内各所で追悼行事=阪神大震災、17日で14年(時事通信)
死者6434人、負傷者約4万3800人を出した1995年の阪神大震災から17日で満14年。神戸市など兵庫県内各地で犠牲者を弔う追悼イベントがあるほか、16日には各地の小中学校などで防災訓練が行われた。
17日は神戸市などが主催し、同市中央区の東遊園地で「阪神淡路大震災1・17のつどい」を開催。「1・17」の形に並べた約7000本の竹とうろうの周りで発生時刻の午前5時46分、被災者らが参加し、一斉に黙とうする。
同区の防災未来センターでは正午前から、県などが主催して「ひょうご安全の日のつどい」を開き、井戸敏三知事らが安全、安心な社会づくりの決意を述べる。
市民団体のまとめによると、17日を中心に住民らによる集いやコンサートなど追悼関連行事は約70件。各地の商店街などでは黙とうの呼び掛けをする。
県内各地の小、中、高校や幼稚園は16日、防災訓練を実施。震災経験者が子供たちに当時の様子を語る授業もあった。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090116-00000127-jij-soci