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2009年01月16日(金) 23時54分

給付金、関連法案で追及=補正本体は早期採決容認−民主検討時事通信

 民主党は16日、定額給付金を盛り込んだ2008年度第2次補正予算案と関連法案の参院での扱いについて、給付金の財源確保のための関連法案に照準を合わせて撤回を求めていく方向で検討に入った。給付金をめぐる「追及の舞台」は確保しつつ、与党が求める2次補正本体の早期採決は容認することで「審議引き延ばし」との批判をかわす狙いがある。
 同党は、19日に参院で審議入りする2次補正について、関連法案に先行して来週中にも採決することを視野に入れている。2次補正は参院で否決されても、憲法の規定で衆院の議決が優越され成立する。一方、関連法案は衆院での再可決が必要で、成立するまで給付金は支給できない。 

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090116-00000247-jij-pol