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2009年01月15日(木) 18時11分

名古屋への配転「必要性ない」=NTT西の賠償増額−大阪高裁時事通信

 NTT西日本(大阪市)から違法な配転命令を受けたとして、社員や元社員ら計21人が1人300万円の慰謝料を求めた訴訟の控訴審判決で、大阪高裁は15日、原告3人のみに賠償を命じた一審判決を変更し、同社に対し17人に計900万円を支払うよう命じた。
 渡辺安一裁判長は、大阪から名古屋への配転について「機械的で一時的な業務ばかりで、原告らに新幹線通勤や単身赴任などの負担を負わせてまで配転させる業務上の必要性は認められない」と判断。17人について40万〜120万円の損害を認定した。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090115-00000138-jij-soci