2009年01月15日(木) 04時34分
逃げ回れず、倒れても襲撃か=強い殺意浮き彫り−中央大教授殺害・警視庁(時事通信)
東京都文京区の中央大学理工学部校舎で起きた高窪統教授(45)殺害事件で、同教授が現場のトイレ内で逃げ回った形跡がない上、倒れても刃物で襲われた疑いのあることが15日、警視庁富坂署捜査本部の調べで分かった。
犯人が強い殺意と執拗(しつよう)性を持ち、短時間に襲撃をしたとみられ、捜査本部は現場の詳しい状況を調べている。
調べによると、高窪教授は14日午前、1号館4階トイレ内の小便器近くの床に、うつぶせで倒れているのが見つかった。
凶器は発見されていないが、鋭利な刃物とみられ、傷は胸や腹、背中で十数カ所に上る疑いがあり、死因は失血死だった。
同教授の両手には襲撃を防ぐ際にできる傷はあったが、トイレ内を逃げ回って抵抗したような形跡はなく、一気に襲われたとみられ、倒れた後も刺されるなどした疑いがある。
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