2009年01月15日(木) 03時09分
タイ日系企業から4900万円窃盗容疑、邦人幹部に逮捕状(読売新聞)
【バンコク=田原徳容】タイ東部ラヨーン県の日系建材製造会社「サイアムTKM」で昨年11月、日本円にして約4900万円の運転資金が盗まれる事件があり、タイ警察が同社幹部の菅原英樹容疑者(55)(岩手県出身)の犯行と断定、窃盗容疑で逮捕状を取ったことが14日、分かった。
菅原容疑者は、陸路でカンボジアに出国したことが確認されており、警察は、国際刑事警察機構(ICPO)を通じて国際指名手配し、行方を追う方針。
警察などによると、菅原容疑者は11月24日、同社社長名義の通帳を無断で持ち出し、同県の工業団地内にある銀行支店窓口で1915万バーツ(約4920万円)を引き出した疑いが持たれている。同容疑者は、十数年前からタイに滞在。昨年9月に旅行会社を定年退職し、同社の運営を任される幹部に迎えられたという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090114-00000080-yom-soci