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2009年01月15日(木) 02時39分

キャリア試験、11年度で終了=「工程表」原案判明−公務員改革時事通信

 国家公務員制度改革の今後のスケジュールを定めた「工程表」の原案が14日、明らかになった。I種試験合格者を将来の幹部候補として昇進や待遇で優遇するキャリア制度を廃止するため、現行の採用試験は2011年度実施を最後に終了し、12年度から新試験を実施する。幹部人事を一元管理する内閣人事局を10年4月に設置するため、国家公務員法改正案の今国会への提出も明記した。
 昨年6月に成立した国家公務員制度改革基本法は、内閣人事局の設置やキャリア制度の廃止、「総合」「一般」「専門」の3つの職種に分けた新採用試験の導入など、各種の制度改革を5年間で実現すると定めているが、麻生太郎首相はスケジュールを1年短縮することを決定。工程表はその手順を記したものだ。 

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