記事登録
2009年01月15日(木) 16時15分

Googleがオンラインアプリの販売業者制度を発表、クラウドコンピューティング市場へ本腰MarkeZine

 Googleは、オンラインアプリ「Google Apps」を法人向けに販売するソリューションプロバイダのためのプログラム“Google Apps Authorized Reseller Program”を発表した。認可された業者は「Google Apps Premier Edition」の販売、カスタマイズ、サポートが可能になり、請求などの取引も顧客に直接行うことができる。

 「Google Apps Premier Edition」には、Gmail、Google Calendar、Google Docs、Google Sites、Google Talk、Google Video for businessが含まれる。Googleはこのプログラムによって、すでに50以上のパイロットパートナーを展開しているという。Googleは、このプログラムを通して、販売業者向けにトレーニングやサポート、販売とマーケティングのためのツールやAPIを提供するとしている。

 クラウドコンピューティングやSaaSなど、インターネット経由で業務用アプリケーションやサービスを提供する形態に注目が集まるなか、Googleブランドの存在感を示し、企業への浸透を推進するために、このプログラムは重要な役割を果たすことになりそうだ。

【関連記事】
Microsoftの開発者向けクラウド・コンピューティングサービスの名称は「Azure(空色)」
Amazon EC2、ついに正式版へ! Windows ServerとSQL Serverのホスティングも開始
Googleが開発チームの組織改革を発表、人員削減もやむなし

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090115-00000005-sh_mar-sci