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2009年01月15日(木) 22時39分

中学生が園児を誘導 伏見中で合同防災訓練京都新聞

 阪神大震災から14年になるのを前に、京都市伏見区の伏見中で15日、近くの小学校や幼稚園と合同の防災訓練が行われた。同中の生徒が避難してきた園児の誘導役を担った。
 大地震に備え、生徒の意識を高め、地域の連帯感を強めようと、同中は7年前から、毎年9月と1月に合同防災訓練を実施している。伏見消防署や板橋消防分団も含め、計約900人が参加した。
 「京都市南部で震度5の地震が発生」との想定で訓練が始まると、生徒は揺れの収まりとともにグラウンドに避難。生徒会役員は、避難してきた伏見板橋小、伏見板橋幼稚園、板橋保育園、みどり保育園の児童や園児約210人をグラウンドまで連れて歩いた。2年桂まゆさん(14)は「声を掛けながらうまく誘導できた」と話していた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090115-00000051-kyt-l26