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2009年01月15日(木) 16時00分

阪神大震災14年:追悼のつどいに寄付 伊丹・北中生が募金箱を回収 /兵庫毎日新聞

 ◇協力8万5920円
 伊丹市の昆陽池公園で16日夕から17日朝にかけて行われる阪神大震災の追悼のつどい(ユー・アイ・アソシエーション主催)の資金として寄付するため、伊丹市立北中学校3年の生徒が14日、周辺の店の協力で設置していた募金箱を回収した。8万5920円に上ることが分かり、生徒らは「こんなに集まるとは」と驚いていた=写真。
 生徒は総合学習で「福祉」を選んだ40人。授業で、主催団体の赤松弘揮代表から、震災やボランティア活動について話を聞き、協力することを決めた。ペットボトルで作った募金箱を昨年11月28日、学校周辺の約40店舗に設置。自作のポスターも張らせてもらって、買い物客におつりを寄付してもらうようにした。
 細見愛(めぐみ)さん(15)は「人の優しさに触れることができてよかった」と満足げ。松本実桜(みお)さん(15)は「この活動を後輩たちに引き継いでもらいたい」と話していた。【池内敬芳】
〔阪神版〕

1月15日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090115-00000164-mailo-l28