2009年01月15日(木) 16時00分
阪神大震災14年:市民グループ、「鎮魂と希望の太鼓」開催−−三田で17日 /兵庫(毎日新聞)
◇生きる貴さ大切に
三田市民でつくる和太鼓グループ「三田太鼓」(南友一会長、12人)は震災14年となる17日夕、三田市武庫が丘のフラワータウン市民センターで「鎮魂と希望の太鼓」と題し、犠牲者の冥福を祈り、震災の記憶をとどめようと太鼓の音を響かせる。
三田太鼓は、震災翌年の96年から、犠牲者を弔い、被災者を励まそうと毎年この日に演奏。震災が風化しつつある中「みんなで支え合った気持ちや生きる貴さを大切にしよう」と14回目の演奏を決めた。
震災発生時刻の12時間後にあたる午後5時46分に演奏スタート。震災をイメージしたオリジナル曲「鎮魂(レクイエム)」など計5曲を演奏する。メンバーの佐々木智文さん(53)は「震災が遠い出来事になりつつあるが、この日は当時を思い返したい」と話している。無料。【粟飯原浩】
〔阪神版〕
1月15日朝刊
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090115-00000163-mailo-l28