中学教諭を懲戒免職…女子生徒１９人にわいせつ（スポーツ報知）

2009年01月15日(木) 21時23分

　大阪府教育委員会は１５日、マッサージと称して女子生徒１９人にわいせつ行為をしたとして、同府松原市立中学の男性教諭（５３）を懲戒免職にし、監督責任を問い校長（５６）を戒告処分にした。

　府教委によると、教諭は２００７年１月から昨年１２月まで、顧問を務める運動系クラブの女子生徒を「マッサージをする」と校長室に呼び出すなどして、下半身や胸を触ったという。

　生徒は「試合に出たかったので我慢していた」と話しており、府教委は顧問としての立場を悪用したとみている。

　府教委の調査に教諭は「人生をかけて償いたい」と話している。

　松原市の角野知子教育長は「教育現場であってはならないことで、生徒、保護者に心よりおわびする」と話している。