平成20年度下半期の第140回芥川・直木賞(日本文学振興会主催)の選考会が15日、東京・築地の料亭「新喜楽」で開かれ、芥川賞は津村記久子さん(30)の「ポトスライムの舟」(群像11月号)に、直木賞は天童荒太さん(48)の「悼む人」(文芸春秋)と山本兼一さん(52)の「利休にたずねよ」(PHP研究所)に決定した。いずれも3回目の候補作での「3度目の正直」の受賞となる。
贈呈式は2月20日午後6時から東京・丸の内の東京会館で。正賞の時計と副賞100万円が贈られる。
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