河村建夫官房長官は15日午前の記者会見で、鴻池祥肇官房副長官が参院議員宿舎に知人女性を宿泊させたとの週刊誌報道に関連し、辞任の必要はないとの認識を示した。この問題をめぐっては、民主党から辞任を求める声が上がっている。
河村氏は、同日朝、鴻池氏から電話で「宿舎の鍵を女性に貸与していたことはなく、大部分は事実に反する」との説明を受けたことを明らかにした上で、午後にも鴻池氏から直接、事実関係を確認する考えを示した。
自民党の脇雅史参院国対筆頭副委員長は記者会見で「もし事実なら相当遺憾だ」と述べた。ただ参院国対幹部は「進退問題にならない」との認識を示している。
また、社民党の重野安正幹事長は記者会見で「常識外の話だ」と批判した。
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090115-OHT1T00211.htm