海上保安庁の巡視船に装備されている作業用救命衣とみられる商品がインターネットサイトの「Yahoo!オークション」で競売にかけられ、海保が出品元を調査していることが15日、分かった。
海保によると、商品は10日に「激レア」「使用感ありますがダメージなどはありません」との宣伝文句で出品された。「海上保安庁」とプリントされた黄色地の救命衣で、実物に酷似しているため、海保は製造番号を基に内部調査を始めた。
商品は販売開始価格は1万円、「即決価格」が10万円、販売期限を17日としていたが、15日午前、サイトから突如消えた。海保は「盗品か、職員が持ち出した可能性がある」とみている。
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090115-OHT1T00192.htm