宮崎県の東国原英夫知事(51)が14日、自身のブログで、麻生太郎首相(68)の言動をチクリと皮肉った。「さもしい」というタイトルで「ひょっこりひょうたん島という人形劇に、自分のことを『さもしい浪人、さもしさもじろう』と名乗るキャラが出ていた」と、お気に入りだったキャラクターを紹介。「彼は、自らのことをさもしいと言ったが決して他者をさもしいとは言わなかった。それが、素浪人といえど、武士の矜持(きょうじ)だったのかも知れない」と記した。
麻生首相は定額給付金を高額所得者が受給することを「さもしい」と指摘、辞退こそが「人間の矜持」としていたが、その後自身の受け取りについては明言を避けるなど迷走が続いている。
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090115-OHT1T00029.htm