2009年01月15日(木) 22時45分
くいだおれ太郎が浄瑠璃!? 国立文楽劇場に人形寄贈(産経新聞)
大阪・道頓堀で昨年閉店した老舗食堂「くいだおれ」が、看板人形「くいだおれ太郎」をモデルにした浄瑠璃人形を製作し15日、大阪市中央区の国立文楽劇場に寄贈した。劇場の1階ロビーで展示されている。
くいだおれ太郎は、もともと文楽人形をヒントに作られた経緯があり、女将の柿木道子会長が文楽関係者に相談して、8年ほど前から製作の計画を温めていた。しかし、同店が閉店することになり急遽(きゅうきょ)、昨年6月に完成させた。
大きさは本物よりひと回り小さいが、目やまゆや口も動き、表情は本物そっくり。寄贈のセレモニーでは、文楽人形遣いの桐竹勘十郎さんの手により、ピクピクとまゆを動かしながらお辞儀をしたり歩いたりとユーモラスな動きを披露した。
展示のほか、舞台に登場させる演出も考えているといい、同劇場理事の水野豊さんは「大阪のシンボルとして長く親しまれてきた人形。劇場の看板としてお客さんをしっかり集めてほしい」と期待している。
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