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2009年01月15日(木) 22時45分

NTT配置転換訴訟 2審は賠償範囲拡大 大阪高裁産経新聞

 NTTグループの合理化計画で、同意なしに遠隔地などへの配置転換を命じたのは違法として、NTT西日本の社員や元社員21人が1人あたり慰謝料300万円の支払いなどを求めた訴訟の控訴審判決が15日、大阪高裁であった。

 渡辺安一裁判長は、両親の介護など異動できない事情を抱える原告3人への40万〜80万円の賠償を命じた1審大阪地裁判決を変更。「大阪から名古屋への配転は業務上必要なかった」として、1審勝訴の3人を含む計17人に40万〜120万円を支払うよう同社に命じた。

 NTT西日本の話は「一部主張が認められず遺憾。今後の対応は判決を検討して判断したい」としている。

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