2009年01月15日(木) 22時16分
欧州中銀、0.5%利下げ=政策金利、過去最低水準に(時事通信)
【フランクフルト15日時事】欧州中央銀行(ECB)は15日、フランクフルトの本部で定例理事会を開き、ユーロ圏16カ国の主要政策金利を0.5%引き下げ、2.0%とすることを決めた。ECBは昨年10−12月に合計1.75%の利下げを行ったが、その後もユーロ圏の景気悪化に歯止めが掛かる兆候はなく、追加利下げで経済の下支えを図る。
ECBは2003年6月から05年11月まで政策金利を過去最低の2.0%に据え置いており、今回の利下げで金利はその時以来の低水準となる。
ユーロ圏経済指標は悪化を続け、昨年12月のユーロ圏景況感指数は、現在の統計手法が採用された1985年以降の最低水準となった。
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