2009年01月15日(木) 20時26分
「基本法制定を」原告ら訴え=国との和解合意から1年−薬害C型肝炎(時事通信)
薬害C型肝炎問題で、原告と国が和解基本合意書を締結してから丸1年の15日、全国原告団は約350万人いるとされるウイルス性肝炎感染者を支援するための肝炎対策基本法制定を求め、東京・銀座で約1年ぶりに街頭活動を行った。
全国原告団代表の山口美智子さん(52)は「問題は終わったと誤解されているが、まだ終わっていない。昨年春から始まった国のインターフェロン助成も不十分。私たちは頂点に上れたが、救済されない患者がこの1年で4万人亡くなった」と訴え、法制定の請願書への署名を求めた。
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