2009年01月15日(木) 20時22分
平城遷都1300年祭、不安残しつつ船出 せんとくんと知事は上機嫌(産経新聞)
平成22年に奈良県で開催される平城遷都1300年祭を支援する「平城遷都1300年記念事業推進委員会」(会長、御手洗冨士夫・日本経団連会長)など政・財・学の代表らでつくる3委員会の合同設立総会が15日、東京都内で開かれた。
同祭は、全体の事業費100億円のうち、民間からの寄付・協賛金の目標額を20億円と設定。主催の奈良県などは委員会設立で経済界の積極支援に期待を寄せるが、総会では世界的な金融危機を懸念する声も聞かれ、不安を残す船出となった。
同委員会は政・財・学各界の153人で構成。御手洗会長のほか、委員長に関経連の下妻博会長を迎えるなど、今後本格化する寄付・協賛金集めを強く意識したメンバー構成となった。
しかし総会では、「世界同時不況に直面している」(御手洗会長)、「大変経済状況が厳しい」(下妻会長)など、金融危機と不況について発言が相次いだ。総会後、奈良県の荒井正吾知事は「お金を集めるには大変な時期だが、祭の意義を理解してもらえれば協力は得られる」と述べたが、今後に不安も残した。
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