2009年01月15日(木) 19時43分
加藤一二三九段ら棋士8人の戦績に誤り、連盟が集計ミス(読売新聞)
日本将棋連盟は15日、加藤一二三九段(69)など8人のベテラン棋士の過去の公式戦の勝敗に誤りがあったと発表した。
同連盟によると、昨年8月、将棋ファンから「加藤九段の成績に漏れがある」と指摘を受け、全棋士を対象に、データベース化されていなかった1984年以前の記録原簿や対局棋譜などをもとに調べ直した。
その結果、加藤九段は、これまでの記録より1勝多い1270勝(1025敗)であることが分かった。また、勝ち将棋を誤って負けとしていたケースもあり、内藤国雄九段(69)は2勝増2敗減の1099勝881敗、有吉道夫九段(73)は8勝増2敗減の1078勝978敗となった。3人の九段の千勝達成局や時期も変わる見込みだという。
同連盟広報部では「今後は誤りのないよう万全を期したい」と話している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090115-00000048-yom-soci