2009年01月15日(木) 19時35分

安蘭けい、念願の初ソロＣＤ発売に笑顔（サンケイスポーツ）

　今春の東京公演（３月２７日〜４月２６日）を最後に退団する宝塚歌劇団星組トップスター、安蘭けいが１５日、東京・ＴＯＷＥＲ　ＲＥＣＯＲＤＳ渋谷店で初ソロＣＤ「蝶〜Ｂｕｔｔｅｒｆｌｙ〜」の発売記念イベントを行った。

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　３オクターブ出るという劇団きっての歌唱巧者。この日はジャズテイストの２曲とカバー曲「異邦人」の収録曲３曲を熱唱。初のライブに「新人の気持ちでここに立ってます」と会場を沸かした。

“レコードデビュー”は幼少の頃の１つの夢だったといい、「その夢が叶い、嬉しい」と笑顔。ライブ経験には「手応えはバッチリ。歌手として？というか（笑）今日１日、とっても充実して楽しかったです。宝塚在団中に経験できてよかった」。今回はステージと観客との距離が劇場より近く「素の自分が見られる感じで多少恥ずかしい気持ちがあります」と照れた。

　一方、前作「スカーレット・ピンパーネル」が第１６回読売演劇大賞にノミネートされ、「昨日そのニュースを聞きまして、組皆で本当に喜んで、一生懸命作った作品が評価されて本当に嬉しい。光栄に思っています。私のサヨナラ公演も期待していただきたい」と瞳を輝かせる。退団公演「Ｍｙ　ｄｅａｒ　Ｎｅｗ　Ｏｒｌｅａｎｓ／ア　ビアント」は２月６日から兵庫・宝塚大劇場でスタートする。「宝塚の男役として燃え尽きたい」と完全燃焼を約束し、「宝塚の安蘭けいにとっても本名の私にとっても歌は欠かせないもの。歌は自分を表現できる手段、方法でもある。歌を愛する気持ちは誰にも負けない。そういう気持ちが公演にも反映できれば」と話

し、「何らかの形で歌は続けていきたい」と退団後も歌い続けることを誓った。

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