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2009年01月15日(木) 00時00分

愛ちゃん抜く最年少で1勝 全日本卓球で8歳平野選手中国新聞

 十四日、東京体育館で開かれた卓球の全日本選手権で、ジュニアの部に初出場した山梨中央市の田富北小2年、平野美宇ひらの・みう選手(8)が女子シングルスで1勝を挙げた。福原愛ふくはら・あい選手(20)が小学4年でつくった史上最年少出場と勝利の記録を更新し「うれしかった」と笑顔で話した。

 身長約131センチ、体重25キロの小柄な体だが、軽快なフットワークに加えてスピードもある。1勝を挙げた1回戦は高校生を相手にラリーも冷静に対処し、タイミングを見ながら強打も放った。

 コーチでもある母真理子まりこさん(39)が教える卓球教室に仲間入りするため、3歳5カ月から練習を始め、4歳でチームに入った。

 2回戦も高校生に果敢に挑んだが、1—3の敗戦。試合後は泣きそうになりながらも、ぐっとこらえた。試合後の記者会見でははにかみながらも「五輪で金メダルを取りたい」と、つぶらな瞳を輝かせた。

【写真説明】ジュニア女子シングルスで2回戦に進出した小学2年生の平野

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200901150149.html