2009年01月15日(木) 19時28分
<中古車販売台数>08年6%減、23年ぶり低水準(毎日新聞)
日本自動車販売協会連合会(自販連)が15日発表した08年の中古車販売台数は、前年比6%減の429万8086台で、1985年以来、23年ぶりの低水準に落ち込んだ。景気悪化で消費者の買い控えが進んだうえ、新車の販売が落ち込んだことで「状態の良い中古車の数が減り、販売減に拍車をかけた」という。
販売台数の前年割れは8年連続。ピークだった97年(586万台)から約3割減った。比較的大きい普通乗用車(3ナンバー車)が4.6%減少したほか、小型乗用車(5ナンバー車)は7.6%減。トラックなどの貨物車は3.5%減の50万4521台で、78年に統計を取り始めて以来、最低水準だった。
自販連は「新車への買い替えに伴って良質な中古車が増えないと、中古車市場は活性化せず、当面は厳しい状況が続く」とみている。【宮島寛】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090115-00000100-mai-bus_all