2009年01月15日(木) 19時03分
警察庁官僚、空港でトラブル=検査員にトレー投げる(時事通信)
警察庁キャリア官僚の男性警視が昨年12月、海外旅行で成田空港から出国する際、航空機内へ持ち込む荷物をめぐって女性検査員と口論となり、トレーを投げ付けていたことが15日、分かった。検査員にけがはなかったが、千葉県警は被害届を受理して暴行容疑で捜査。同庁も「事実関係を確認し次第、懲戒処分も含め厳正に対処したい」としている。
同庁と県警によると、この警視は30歳代で、2000年4月に入庁。人事課課長補佐として警察官の職務倫理などを担当している。
昨年12月24日、成田空港の手荷物検査場で、100ミリリットル以上の液体化粧品を持ち込もうとして制止された。その際、検査員に暴言を吐いて「自分は警察庁の警視だ」などと話した上、検査用トレーを投げ付けた。県警の事情聴取を受けた後、ドイツに出国した。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090115-00000154-jij-soci