2009年01月15日(木) 18時22分
台湾総統府に中国スパイ? 初の家宅捜索で職員逮捕(産経新聞)
台湾の検察当局は15日、総統府内から機密情報を中国に流し、見返りに金銭を受け取っていたとして総統府職員ら2人を国家安全法違反の容疑などで逮捕した。14日には総統府を初めて家宅捜索。権力中枢に伸びる中国の情報工作の手に当局は衝撃を隠せない。
逮捕されたのは野党・民主進歩党に近い総統府参事室の元専門委員と与党・中国国民党所属の立法委員(国会議員)助手の2人。委員は昨年3月の総統選後、政権交代にかかわる引き継ぎ資料や府内の内線番号リストなどを助手を通じて中国側に渡した疑い。
国防など安全に関係する最高機密が漏れた可能性は低いとみられるが、地検は国家安全局と連携して事件の全容把握を急ぐ。(台北 長谷川周人)
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