サッカーの全国高校選手権で初優勝し、広島県勢41年ぶりの頂点に立った皆実高イレブンが14日、広島市南区の同校や県庁、市役所で優勝報告をした。
同体育館では優勝旗とともに大会メンバー25人と藤井潔監督(35)が登場。全校生徒約1000人の前でステージに上がった。菅信博校長(57)が「みんなの力で勝ってくれた。誇りに思う」と祝い、藤井監督らが「皆さんの支えと応援のおかげで優勝できました」と感謝した。
午後からは藤井監督と松岡祐介主将(18)ら選手3人が藤田雄山県知事や秋葉忠利市長などを訪ねた。藤田知事は「この経験を今後の糧に」と激励。秋葉市長は「皆さんの活躍でいい年が始まった」とたたえた。秋葉市長は3年生らに大学受験へ向けた合格祈願グッズも贈った。
【写真説明】優勝旗を披露しながら、皆実高の体育館に入場する藤井監督(手前中)らイレブン(撮影・浜岡学)