2009年01月14日(水) 11時51分
「麻生政権は体をなしていない」民主党の山岡国対委員長(産経新聞)
民主党の山岡賢次国対委員長は14日午前、国会内で記者団に対し、平成20年度第2次補正予算案と関連法案の衆院本会議採決で、自民党を離党した渡辺喜美元行革担当相のほか松浪健太内閣府政務官も棄権したことについて「自民党執行部が強烈な締め付けをやっていたのに、法案提出者の政府の一員である政務官からそういうことが起きた。政権の体をなしていない」と述べ、麻生太郎首相が政権運営で行き詰まるとの見方を示した。
そのうえで「自民党はひび割れたガラスが辛うじてつながっている感じだ。(松浪氏の造反は)今後、色々な局面で自民党が瓦解していく発火点になる」と、定額給付金や消費税率引き上げなど2次補正予算案や21年度予算案の取り扱いで同党が混乱するとも指摘した。
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