2009年01月14日(水) 17時05分
「孤独死」昨年は46人=阪神大震災の復興住宅−兵庫(時事通信)
阪神大震災の被災者が入居する兵庫県内約300カ所の公営復興住宅(約2万4000戸)で、誰にもみとられずに亡くなる「孤独死」が昨年1年間で46人だったことが14日、分かった。4年連続の減少。仮設住宅が撤去された2000年1月から9年間では計568人となった。
県警が検視した事案に基づく集計によると、内訳は男性27人、女性19人。死因は病死36人、事故死8人、自殺者と死因不明が各1人。
県内各自治体は住宅の水道メーターが一定時間動かない場合に自動通報する装置を整えており、孤独死のうち7人は装置の通報で分かった。6割余が24時間以内、9割近くが10日以内に見つかっており、長期放置は少なくなっている。
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