今月9日夜に、所属の漫才師・中田カウス(59)が襲撃された吉本興業が、事件翌日の10日午前9時半頃、大阪の劇場「なんばグランド花月」に対する脅迫電話を受けていたことが13日、分かった。カウス事件との関連は明らかではないが、劇場事務所に男の声で電話があり「観客の安全を脅かす内容だった」(広報)という。吉本興業は同日、大阪府警南署に被害届を提出した。
事情説明にあたった広報担当者は「捜査協力の必要性から、吉本興業としても内容についての詳細はお話しできない」としたうえで、脅迫のあった日から即座に警備態勢の強化に取り組んだことをあらためて強調。「本社やほかの劇場も含めて、安全のためにできることはすべてやる」と話した。
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090114-OHT1T00057.htm