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2009年01月13日(火) 12時52分

<渡辺元行革相>離党表明に閣僚から批判相次ぐ毎日新聞

 渡辺喜美元行革担当相の自民党離党表明に関して、13日の閣議後の記者会見で、閣僚から批判が相次いだ。

 金子一義国土交通相は「とんでもない話。自民党が(次期衆院選で)負けると思っているからでしょ。本当にけしからん男だ。彼とは二度と仕事ができなくなった」と怒りをあらわにした。

 鳩山邦夫総務相は「あまり夢のない離党だ。私も離党経験があるが、裏表で何十人かで新しい勢力を作ろうと言って離党した。(渡辺氏は)ちょっと違うでしょ。なんかわびしい、さびしいですね」と指摘。石破茂農相は「自分の意見が聞き入れられないから離党と言うなら政党は機能しなくなる」と批判した。

 一方で、与謝野馨経済財政担当相は「国会議員を生み出すのはそれぞれの選挙区の有権者だ。有権者の了解、理解を得られる行動は、地元の意思を反映した議員としての判断だ」と語り、一定の理解を示した。

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