2009年01月13日(火) 12時43分
「夢のない離党だ」渡辺氏の離党問題、閣僚らから批判相次ぐ(産経新聞)
自民党の渡辺喜美元行政改革担当相が13日に離党届を提出することについて、同日午前の閣議後の記者会見で各閣僚から「本当にけしからん。二度と仕事できない」(金子一義国土交通相)「夢のないわびしい離党だ」(鳩山邦夫総務相)などと批判が相次いだ。
金子氏は「選挙で自民党が負けると思ったので辞める(離党する)のだろう」との見方を示した。自身も離党経験がある鳩山氏は「かつては仲間と連絡を取り合って離党したものだが、ちょっと形が違う」と疑念を示した。
甘利明行政改革担当相は「渡辺氏は公務員制度改革が進んでいないと言うが(同氏が行革相を務めていた当時よりも)はるかに進んでいる。離党の理由がよく分からない」と不快感を示し、公明党出身の斉藤鉄夫環境相は「一致団結して頑張らないといけない時に本当に残念だ」と強調した。
与謝野馨経済財政担当相は「国会議員を生み出すのはそれぞれの選挙区の有権者だ。地元の意思を反映した議員としての判断だろう」と述べた。
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