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2009年01月13日(火) 13時12分

アグネス・チャンら児童ポルノ法の早期改正を要請スポーツ報知

 児童ポルノ規制をめぐり、日本ユニセフ協会で大使を務める歌手のアグネス・チャンらが13日、約11万4000人分の署名を携えて自民党本部を訪れ、早期の児童買春・ポルノ禁止法改正を保利耕輔政調会長らに要請した。

 アグネスは「たくさんの署名が集まった。ご理解をいただき今国会で法改正を実現してほしい」と要望。保利氏は「いろいろな問題があるが、党派を超えて法改正を実現したい」と応じた。

 インターネットを通じた児童ポルノの拡散が世界で問題化。多くの主要国が個人が趣味で写真や映像を持つ「単純所持」を規制対象にしており、日本でも禁止するよう求めている。笹川総務会長は「取り締まりが厳し過ぎないよう慎重に対応しなければいけない」と述べた。

 自民、公明両党は昨年6月、単純所持を規制対象に加える同法改正案を衆院に提出。民主党も悪質な単純所持を処罰対象とする改正骨子案をまとめたが、与野党対立のあおりで修正協議は進んでいない。

http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090113-OHT1T00184.htm