群馬県警館林署は12日、自称住所不定、無職諸藤三津弥容疑者(44)を、窃盗の疑いで現行犯逮捕した。
発表によると、諸藤容疑者は同日午後、同県館林市内のスーパーマーケットで、おにぎりや総菜、缶ジュースなどの食料品(2300円相当)を盗んだ疑い。諸藤容疑者が、盗んだ食料品を上着のポケットや内側に入れるのを、巡回中の警備員が見つけた。所持金はほとんどなかった。
諸藤容疑者は東京都内の派遣会社に登録し、住み込みで働いていたが、昨年12月1日で契約期限が切れ、無職になった。その後、企業の面接を受けるため館林市に来たが採用されず、そのまま路頭に迷っていた。「4〜5日何も食べていない」と供述しているという。
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20081209-206556/news/20090113-OYT1T00250.htm