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2009年01月13日(火) 10時00分

北米ショーに新型アクセラ中国新聞

 世界最大級の自動車の祭典、北米国際自動車ショーが11日、自動車不況で経営危機に直面する米ビッグスリーの地元ミシガン州デトロイトで開幕した。マツダは燃費性能を高めた新型アクセラを出展。各社も反転攻勢に向け、電気自動車など次代をにらんだ環境対応の計画を相次ぎ打ち出した。

 マツダは3月までに北米市場に投入する新型アクセラのセダンとハッチバックを出展した。記者発表は取りやめて車両展示だけのスタートとなったが、報道関係者らが早速、車に乗り込んでいた。

 フォード・モーターは2011年に小型の電気自動車、12年までにプラグイン方式のハイブリッド車を投入する計画を発表。トヨタは高級車レクサスのハイブリッドモデルを発表した。12日には新型プリウスも発表。ホンダも今春に日米欧で発売予定の新型ハイブリッド車「インサイト」を公開する。

【写真説明】北米国際自動車ショーで電気自動車の強化を発表したフォードのムラリー社長(左端)、マーク・フィールズ副社長(同3人目)たち(撮影・山本洋子)

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200901130009.html