昨年6月の岩手・宮城内陸地震の被災者を励まそう—。18日の第14回全国都道府県対抗男子駅伝競走大会(ひろしま男子駅伝=日本陸連、中国新聞社主催、NHK共催)で、広島岩手県人会は沿道の応援をパワーアップする。チームを躍進させて元気づけたい、との思いからだ。
大会に向け、佐々木良二会長=広島市安佐南区=が「被災後の住民の苦労は計り知れない。出場する選手に敬意を表し、古里の人たちを勇気づけよう」と県人会に呼び掛けた。
例年より約10人多いメンバー約30人が沿道に集まる。地元ランナーの名前を書き込んだ縦約40センチ、横約70センチのプラカードを初めて準備。コースを駆け抜ける選手が分かるように掲げる。
【写真説明】コース図を広げ、応援計画を立てる佐々木会長(左から二人目)たちメンバー