安来節の唄(うた)い初め会が10日、安来市民会館であり、発祥の地、安来から59年ぶりに名人(唄の部)になった同市切川町の西村利美さん(72)が歌声を披露した。西村さんは安来節保存会会長の近藤宏樹安来市長から名人の免状を受け取った。絃(三味線)と鼓の名人の演奏に合わせ「喜びと重い責任振り分け荷物、誓い新たに披露唄」と自作した歌詞を独特の節回しで響かせた。全国から約650人が参加した。
【写真説明】歌声を響かせる名人の西村さん(右)
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200901130021.html