プロ野球・読売ジャイアンツの木村拓也選手(36)による野球教室が11日、島根県美郷町の都賀行公民館であった。町内の少年野球チーム「大和スポーツ少年団」「邑智スパローズ」の選手ら約120人が参加し、一流の技や心構えに触れた。
広島東洋カープに在籍当時の知人が美郷町に住む縁で、同公民館が招いた。木村選手は「野球は思いやりのスポーツ。技術以前に相手が捕りやすい所に投げる気持ちが大切」と基本を強調し、投球や素振りの手本も実演した。子どもたちは教わったこつを胸に、木村選手の繰り出すゴロを器用に捕球していた。
【写真説明】少年野球の選手を前に素振りの手本を見せる木村選手