岩国市民綱引大会が11日、同市平田の市総合体育館であった。地域の子ども会や企業などから計24チームが参加し、体力と集中力を競った。一般の部はリーグ戦で3チーム約30人、小学生の部(4年生以上)はトーナメント方式で21チーム約300人が参加した。家族や友達から声援を受けた選手たちは、顔をまっ赤にしながら「わっしょい、わっしょい」と大きな声を張り上げて綱を引き合った。小学生の部で2連覇を果たしたハイパワーブラック団のキャプテンで平田小6年の安永拓夢君(12)は「チーム一丸となって臨んだ結果でうれしい」と笑顔だった。
【写真説明】声援を背に力を振り絞って綱を引くハイパワーブラック団の児童