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2009年01月12日(月) 00時00分

草津沼田道路を来年に無料化中国新聞

 広島市西区の草津沼田有料道路(約1.7キロ)が2010年3月19日で開通から25年にわたる料金徴収期間を終え、その翌日から全面的に無料化される。市は通行量の大幅な増加を予想し、新年度に出入口となる西区商工センターの交差点の改良工事をして対応する方針を固めた。

 市が管理する同有料道路は片側1車線の2車線で、商工センター地区と、佐伯区五日市町石内地区や山陽自動車道五日市インターチェンジ方面を結ぶ。中国地方最大規模の卸団地である商工センター地区の開発や、山陽自動車道の整備による交通量増加に対応して市が約57億円かけて建設。1985年3月20日に開通した。

 料金徴収は、道路整備特別措置法に基づく整備許可に伴い25年の期限付きで認められた。市は来年の完全無料化で、通行量は現在の2.9倍の約2万台に増えると見込んでいる。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200901120052.html