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2009年01月12日(月) 13時01分

ぼうさい甲子園:大学の部、立命館大に奨励賞 「連携する大切さ実感」 /京都毎日新聞

 阪神大震災(95年1月17日)から14年を迎えるのを前に神戸市で11日開かれた「ぼうさい甲子園」(1・17防災未来賞)=毎日新聞、兵庫県など主催=の表彰式で、大学生の部で奨励賞に選ばれた立命館大国際協力学生実行委員会に賞状が渡された。
 04年12月のスマトラ沖大地震を機に学生有志が活動を開始。スリランカやインドネシアの小学校を訪れて防災に関する授業などを行い、その活動を府内の小学生に紹介、被災地の現状を伝えている。
 07年3月から、ジャワ島中部地震で大きな被害を受けたインドネシアのジョクジャカルタ特別州カラキジョ地区へは定期的に訪問。08年度は防災マップを住民と一緒に作ったり、現地の防災リーダーを育成するためのワークショップを実施した。今後は日本の中学校での防災学習を支援する予定という。
 同委員会の野原浩嗣(こうじ)さん(1年)は「他団体の発表を聞き、自治体やNGOと連携する大切さを実感した」と話していた。【幸長由子】

1月12日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090112-00000156-mailo-l26