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2009年01月12日(月) 12時02分

ぼうさい甲子園:摂南大ボラスタに奨励賞 中高生に実地で知識伝える /大阪毎日新聞

 ◇キャンプなど活動交え
 阪神大震災(95年1月17日)から14年を迎えるのを前に、神戸市で11日開かれた「ぼうさい甲子園」(1・17防災未来賞)=毎日新聞社、兵庫県など主催=の表彰式で、奨励賞に選ばれた摂南大ボランティア・スタッフズ(ボラスタ)に賞状が渡された。【山田奈緒】
 ボラスタは07年、摂南大外国語学部のゼミ生を中心に設立。月1回のペースでセミナーを開き、自分たちが学んだ防災に関する知識をキャンプなど実地活動などを交えて、地元の中高生ら約40人に伝えている。
 昨年は、廃校になった寝屋川市内の小学校の体育館を利用し、避難所設営などもした。大学生が学んだことを発信することで、地域に防災の輪が広がっている。
 部長を務める但馬翔輝(しょうき)さん(3年)は「いかに分かりやすく伝えるかを考えていると、知識が身に染み込んでくる。中高生らと一緒に僕たちも勉強するつもりで、活動を続けたい」と話していた。

1月12日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090112-00000111-mailo-l27