福山市神辺町と総社市を結ぶ第三セクター井原鉄道(井原市)の井原線が11日、開業10周年を迎え井原駅で記念式典があった。
同鉄道社長の滝本豊文井原市長が駅前広場で「無事故でこの日を迎えられたのも、みなさまのおかげ。今後も安全輸送、利用者増に努めたい」とあいさつ。開業日(1999年1月11日)生まれで一日駅長に選ばれた倉敷市真備町、岡田小4年秋山未来さん(10)の合図で記念列車が出発した。
この日は、どの区間も1回100円で乗車できる「ワンコインデー」を実施、7駅で記念イベントがあり、沿線はにぎわった。
【写真説明】井原駅であった列車出発式で清音行き10周年記念号に出発の合図を出す一日駅長の秋山さん。左手前は井原鉄道社長の滝本井原市長