京都市で11日にあった全国都道府県対抗女子駅伝で、岡山県勢は過去最高記録の2時間17分3秒で準優勝した。1区の中村友梨香選手(天満屋)など3人が区間賞を獲得し、8区途中まで首位を走る堂々のレース運びで、5年連続入賞を果たした。
中盤区間の好走が、5連覇を狙った京都を苦しめた。まずは天満屋勢が見せた。首位と13秒差でたすきを受けた4区重友梨佐選手(天満屋)が「中学、高校生の頑張りに負けられない」と区間賞で首位に浮上。5区浦田佳小里選手もトップのままで折り返した。
続いて、興譲館高勢が踏ん張った。6区久保木亜衣選手は「狙っていた」という区間賞で2位京都を突き放す。2年生の堤愛華選手も順位を保った。
山口衛里監督(天満屋コーチ)は「タイムは過去最高。2位でも素晴らしい」と笑顔を見せた。
【写真説明】6区で区間賞に輝いた久保木(左)から7区堤に首位でリレーした岡山チーム