福山市の琴奏者らでつくる「筑紫華朋会」は11日、同市松浜町のリーデンローズで、弾き初め会を開いた。会員と保育園児62人が、集まった約320人を前に、童謡や古典曲など計11曲を披露。オープニングの「松づくし」では琴、三味線、尺八の26人が、ゆったりとしたハーモニーを奏でた。同市沼隈町の若葉園保育所の園児らは「さくら」「てんてんてまり」の2曲を演奏した。参加した山南小6年河野智佳さん(12)は「緊張したから今日は80点。中学でも続けてもっと難しい曲に挑戦したい」と話していた。
【写真説明】優雅なハーモニーを披露する会員たち